Salesforceを導入することになったので、つまずいたポイントをメモしておくことにします。
目次
企業コードなど、頭に0が必要な項目の取扱について
ゼロパディングと言われているようですが、Excelで例えば「000555」のような6桁の数字を企業コードとして扱いたいのにもかかわらず、Excelの仕様により「555」と3桁で表示、保存されてしまうことがあります。
これを回避するために、TEXT関数を使います。先頭に’(シングルクォーテーション)をつけることでもOKですが、行が下に長いと大変面倒なので、関数を使ったほうがラクですね。
上記の例だと、このようにすればOK。
=text(A1,"000000")
→0を6つダブルクオーテーションで囲めば6桁を意味します。
これで出来上がった6桁の数字をコピーして、値として貼り付けて保存してあげればOKです。
Salesforceのカスタム項目が数値、通貨となっている場合のCSVの取扱い
単純にExcelが吐き出したCSVだと"●"(ダブルクオーテーション)で囲まれて出力され、これが数値として扱われないことでエラーが出るケースがあります。Salesforceのデータローダで読み込みをした場合、「数値を入力してください」のエラーが出た場合がこれです。
これを回避するためにExcelアドインCSV I/Oを利用します。
エクスポートの際のオプションで「項目をダブルクオーテーションで囲む」というのがあるので、このチェックを外してあげるとデータローダで無事に上手く(数値または通貨として)読み込めるようになりました。